春宮を出て社の裏に行く。そこらここらに「万治の石仏」への表示があった。川沿いをさかのぼって五分ほど出石仏に会う。まったく変った石仏だ。岡本太郎が発表してから有名な石仏になったらしい。入り口に岡本太郎の石碑があった。確かに面白い。丸い大きな岩を土に半分ほど埋めその天辺あたりに首をのせてある。大きさ(2メートルから3メートル周囲10メートル)写真で見るようにまるでモアイのような顔。岩の材質は花崗岩ではなく堆積岩のようだ。この岩が石仏になった由来は近くに説明板が立っていた。この石仏は万治3年(1660年)に祀られた。伝説によると、諏訪大社春宮に石の大鳥居を造るとき、この石を材料にしようとノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したので石工達は恐れをなし仕事をやめた(ノミの跡は現在も残っている)。その後、石工達はこの石に阿弥陀如来を彫っておまつりした、という。石仏を鑑賞しているうちに秋の陽光は釣瓶落しアットゆうまに陽が落ちた。五時にまた高速に乗って名古屋に帰る。 名古屋はまだ名古屋祭りをやっていた。
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